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第5章のまとめ第5章 代金決済と貿易金融 まとめテスト(全15問)
対象: レッスン5-1〜5-5 ・ 目安 7分
第5章「代金決済と貿易金融」で学んだ内容を、まとめて確かめるテストです。レッスンが混ざった順番で出題します。最後に、間違えた問題のレッスンへのリンクが出ます。
Q1. A社がタイのB社に機械を輸出します。代金を全額、送金の前払いで受け取る条件にした場合、リスクを負うのは主に誰ですか。
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正解: 2. B社。代金を払ったのに商品が届かないリスクを負う
全額前払いなら、輸出者のA社には回収のリスクがありません。代わりに輸入者のB社が、商品が届かない、品質が違うといったリスクを負います。送金では銀行は支払いを約束しません。
Q2. A社は信用状どおりの書類を呈示しました。その後、機械を受け取ったB社が「品質が契約と違う」と主張しています。発行銀行の対応として正しいものはどれですか。
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正解: 3. 書類が条件どおりなら、発行銀行は支払わなければならない
信用状は売買契約から独立した取引で、銀行は商品ではなく書類だけを扱います。書類が条件どおりなら支払いは拒めません。品質の問題は売買契約にもとづいて当事者間で解決します。
Q3. A社は5月10日に機械を船積みしました。信用状に呈示期間の定めはなく、有効期限は6月30日です。書類の呈示期限として正しいものはどれですか。
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正解: 2. 5月31日まで
呈示は、船積みから21日以内で、かつ有効期限内に行います(UCP600第14条c)。5月10日の21日後は5月31日で、有効期限より前なので5月31日が期限です。5銀行営業日は、銀行が書類を点検する期間です。
Q4. A社はタイのB社に、信用状なしのD/A条件で機械を輸出しました。B社が船積書類を受け取れるのはどの時点ですか。
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正解: 3. 期限付きの手形を引き受けた時点
D/A(引受渡し)では、輸入者が期日に支払うと約束して手形を引き受けると、船積書類が渡されます。代金を払うと渡されるのはD/P(支払渡し)です。
Q5. A社が、タイ向けの機械を作るための部品代と製造費を、船積みの前に銀行から借りました。この融資を何といいますか。
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正解: 2. 輸出前貸し
船積みまでに必要な資金を輸出者に貸すのが輸出前貸しです。本邦ローンは輸入者向けの融資、シッパーズ・ユーザンスは売り手が買い手に与える支払いの猶予です。
Q6. 輸出者から見て、代金を回収できないリスクが最も高い決済方法はどれですか。
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正解: 1. 商品を送った後に送金を受ける後受け
回収リスクは、前受け、信用状、D/P・D/A、後受けの順に高くなります。後受けは銀行の支払いの約束も書類との引き換えもないため、最もリスクが高い方法です。
Q7. 信用状取引の「通知銀行」の説明として正しいものはどれですか。
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正解: 1. 発行銀行の依頼で受益者に信用状を知らせる銀行で、それだけでは支払いの約束はしない
通知銀行は、信用状が外見上本物らしいかを確かめて受益者に知らせます。確認銀行でない限り、支払いの約束はしません。信用状を発行するのは発行銀行です。
Q8. ディスクレパンシーのある書類を呈示したときの説明として、正しいものはどれですか。
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正解: 2. 発行銀行の支払いの約束は効かなくなり、銀行は原則として買い取りに応じない
ディスクレがあると、発行銀行の支払いの約束は効かなくなり、銀行は原則として買い取りません。L/Gネゴでも発行銀行の支払い義務は戻りません。確認を加えていない通知銀行は、支払いを約束しません。
Q9. 信用状なしの荷為替手形を代金取立で決済するとき、銀行の役割として正しいものはどれですか。
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正解: 1. 指図に従って書類を送り代金を取り立てるが、輸入者が払わなくても代わりに支払う義務はない
取立で銀行は代理人として動くだけで、支払いは約束しません。URC522は、銀行が書類の中身を点検しないことも明確にしています。
Q10. 輸出者が持ち込んだ荷為替手形を、銀行が買い取る場合の説明として正しいものはどれですか。
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正解: 3. 銀行が代金の回収を待たずに輸出者へ支払い、立て替えた期間の金利がかかる
買取では、銀行が取立ての完了を待たずに輸出者へ支払います。立替えなので金利がかかり、通常の買取では、不払いのとき銀行は輸出者に買戻しを求める権利を持っています。
Q11. 信用状なしの荷為替手形(D/P・D/A)の説明として、正しいものはどれですか。
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正解: 3. 輸入者は、支払いか手形の引き受けと引き換えに船積書類を受け取る
D/Pは支払いと、D/Aは手形の引き受けと引き換えに船積書類が渡されます。銀行の支払いの約束はないため、輸入者が支払いや引き受けを断ると代金は回収できません。
Q12. 届いた信用状に「Confirmed」と書かれていますが、どの銀行からも確認の通知はありません。この信用状について正しいものはどれですか。
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正解: 2. 確認銀行による確認の通知がなければ、確認信用状ではない
確認を加えるかどうかは確認銀行が決め、断ることもできます。そのため、信用状に「Confirmed」とあっても、確認銀行からの確認の通知がなければ確認信用状ではありません。
Q13. 信用状を受け取った輸出者が、最初にすべきこととして最も適切なものはどれですか。
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正解: 3. すぐに契約書と照らし合わせ、食い違いがあれば修正(アメンド)を求める
信用状が届いたらすぐに点検し、契約と矛盾があれば修正を求めます。船積みの後で気づいても、ディスクレになるおそれがあります。
Q14. ジェトロの説明に沿って、輸出者にとってリスクが低い順に並べたものはどれですか。
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正解: 2. L/C → D/P → D/A
L/Cは銀行が支払いを確約するので最も安心です。D/P・D/Aには銀行の支払確約がなく、支払いが後になるD/AはD/Pよりリスクが高くなります。
Q15. シッパーズ・ユーザンスの説明として正しいものはどれですか。
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正解: 1. 売り手が買い手に、代金の支払いの猶予を与えること
シッパーズ・ユーザンスは、売り手(シッパー)が買い手に与える支払いの猶予です。日本の銀行がドル建ての資金を貸すのは本邦ローンです。